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磐田市議会インターネット中継

録画中継

※本会議の録画映像をご覧いただけます。

  • 令和2年2月定例会
  • 3月3日 本会議 一般質問
  • 志政会  絹村 和弘 議員
1 磐田市地域公共交通網形成計画・デマンド型乗合タクシーについて
磐田市の将来都市像・都市づくりの目標は、都市計画マスタープランにおいては、将来都市像を「まちの活力が次代に持続する都市(まち)磐田」とし、都市づくりの目標1は、磐田市の特性を生かした「コンパクトシティ・プラス・ネットワーク」型の都市づくりとなっており、その具現化のために立地適正計画が2018年に作成され、それには、4つの方針が定められている。その方針の一つに「公共交通の充実」があり、高齢社会において重要な交通手段となる既存の路線バス等を維持・充実、そしてJR駅周辺や路線バス沿線の都市機能の向上により居住を誘導し、公共交通利用者を確保となっている。そうした方針の基に「磐田市地域公共交通網形成計画 磐田新駅周辺編」が策定され、その内容は理解でき、希望にも沿うものであるが、その実現には危惧する点もあることから下記について質問する。
(1) 交通事業者の乗務員不足の声が伝わってくるが、当市の地域公共交通の将来に向かっての基本的な考え方は、磐田市都市計画マスタープラン、磐田市立地適正化計画、磐田市地域公共交通網形成計画磐田新駅周辺編で策定されている従来方針で今後も進んでいくと理解してよいか伺う。
(2) 令和元年12月25日の磐田市地域公共交通会議において、路線バス東新町系統の西貝塚北から東新町区間を、2020年9月をもって退出を考えている、3月に県へ申出することが検討されたとのことである。新駅が開通する今それを決めるのではなく、開通後の乗客人数を見て後とするよう、延期を再度事業者に要望していただけないものか伺う。
(3) 磐田市地域公共交通網形成計画磐田新駅周辺編の「磐田新駅を交通拠点とした地域公共交通網の見直し」においては、地域住民と協働でバスルートの見直しやバス停の設置位置について実証運行等を通して検討し、住みよい新しいまちの形成を図るとあるが、近隣他市事例で見るような、自主運行バス・コミュニティバスや地域協働バス等の検討も考えられるかと思うが見解を伺う。
(4) 平成30年3月30日付けで、“高齢者の移動手段の確保”に関して「道路運送法における許可又は登録を要しない運送の態様について」が自動車局旅客課長名で各地方運輸局に通達があり、ガソリン代等の他に一定の金額を収受することが可能な範囲が明確化されたことにより、自家用車移送が、お礼の範囲の有償ボランティアで事実上認められることになった。このことにより高齢社会最大の困りごとである買い物・通院等についての地域支えあい制度の幅が広がったと考えるが見解を伺う。
(5) デマンド型乗合タクシーの促進について
① 交通弱者の移動手段として年間利用者が28,400人と見込まれるまでになったことは磐田市の公共交通の一つの柱に育ったことの結果であり評価するものであるが、この利用度を更に高めるためには、各地域にても認知度を上げる努力が求められる一方で、デマンド型乗合タクシーが、路線バスに変わって“地域の足”としての一部を補完することはできても、全てを補完するには無理があると思っている。そうした点について当局はどのように考えているか見解を伺う。
② 利用者の要望等を聞き改善対応を行う機会、改訂時期はどうなっているのか確認したい。そうした改善要望の一つであるが、東新町からバスで買い物に行く方々は、バス通り沿いの西貝塚・今之浦の大型商業施設が多い。ここが指定施設になっていない事由について伺う。
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